ロングラン　評価【Ｓ】

美浦Ｗ　6F 84.1-68.4-52.8-38.3-11.5　単走　馬なり

１週前はウッド併せ馬で一杯に追われ、追走先着して好時計をマーク。最終はウッド単走で追われた。
先週強い負荷を掛けており輸送を控えた最終は終いの反応を確認する程度の内容。道中は適度の活気を見せながら折り合いはスムーズで、ラスト軽く促されると大きなフォームで加速し11.5秒をマーク。追い切り動くタイプではあるが、前走時と遜色ない好状態にある。
７歳馬ながら前走の小倉大賞典で重賞初制覇を飾った。1800ｍが得意距離もベストな番組がなく初のマイル戦に挑戦する。末脚を活かすタイプではあるが、小倉などの小回り巧者でもあり距離短縮の対応は可能か。少頭数は好材料で直線強襲するシーンも十分ありそうだ。

ジュンブロッサム　評価【Ｓ】

栗東坂路　4F 54.6-39.1-25.0-12.2　単走　馬なり

１週前はウッド単走で強めに追われ、ラスト10.7秒の好時計をマーク。最終は坂路単走で追われた。
先週までに２週続けてウッドで負荷を掛けており、最終は坂路で流す程度の内容。序盤はやや口向きが悪かったが、馬場の悪い時間帯でも力強さと軽快さを兼備して登坂し、ラスト軽く促されての反応が良く加速ラップをマーク。リフレッシュ効果もあり上々の仕上がりだ。
昨秋は富士Ｓでソウルラッシュを破る快勝も、マイルＣＳは間隔が詰まり本来の力を発揮できずに大敗。前走の東京新聞杯は脚が溜まらず大敗が続いているが、ＧⅡ勝ちの実績は最上位の存在である。３歳時以来の武豊騎手騎乗で爆発力を引き出し勢いを取り戻したい。

ニホンピロキーフ　評価【Ａ】

栗東ＣＷ　6F 85.2-69.5-54.0-38.4-11.2　単走　馬なり

１週前は田口騎手を背にウッド単走で強めに追われ好時計をマーク。最終も田口騎手が跨りウッド単走で追われた。
先週単走ながら負荷を掛けて好時計をマークしており、最終は終い重点の内容。道中は相変わらず頭の高い走りで、全体時計は平凡もラスト軽く促されて反応良く11.2秒を楽にマーク。先週負荷を掛けた事で重めが解消し上昇気配を感じさせ、力を出せる状態に仕上がった。

セオ　評価【Ａ】

栗東ＣＷ　6F 85.1-69.7-54.9-39.2-11.5　併せ馬　併入　馬なり

１週前は坂路併せ馬で追われ、馬なりで先行併入する軽めの内容。最終は岩田望騎手が跨りウッド併せ馬で追われた。
先行する僚馬にコーナーワークで並びかけ、直線は内に入れて馬なりのまま併入した。全体時計が目立たず派手さはないが、ラスト11.5秒を馬なりでマークし機敏な反応を見せた。間隔が詰まり２週続けて軽めの内容だが、動きは問題なく好調を維持している雰囲気だ。
重賞で馬券内の好走はないが、マイル戦に限れば京都金杯0.3秒差４着や、東京新聞杯も0.5秒差と差のないレースをしており、大きな力差は感じない。開幕週の馬場でキレ勝負となると分が悪いが、有力馬は差しタイプで展開有利に運べれば上位争いに期待できる。

レイベリング　評価【Ａ】

美浦Ｗ　5F 66.2-50.8-36.6-11.6　併せ馬　併入　馬なり

１週前はウッド併せ馬で追われ、先行先着して好時計をマーク。最終もウッド併せ馬で追われた。
輸送を控えた最終も先週に続き併せ馬を敢行。先行する僚馬にコーナーワークで並びかけ、直線は内に入れて手応えはやや劣勢も併入した。道中の折り合いに我慢が利き徐々にピッチを上げラストも好反応を見せた。当日のテンションに不安を残すが仕上がりは上々だ。
デビュー戦快勝後に挑戦した朝日杯ＦＳで３着に好走し期待された血統馬。クラシック断念後も条件クラス連勝など力を見せたが、オープン昇格後は気性的に安定感を欠く走りが続いている。ポテンシャルは劣らない存在も、当日の落ち着きがポイントとなりそうだ。